Avattoの三つ折りキーボードで快適iPad生活を目指してみた
- 2021.03.11
- アクセサリ
- キーボード, 折りたたみキーボード
MacBookAirのキーボードの調子がおかしくなっちゃいました、たきれんです。
昨年買ったiPad Airですが、やはり持ち歩けるキーボードも欲しいところ。
Apple製のiPad用キーボードとしては、SmartKeyboardFolioとMagicKeyboardFolioの2つがありますが、この二つは高いんですよね。
それに、今回iPad Airを買う際に考えていたのが、フリップカバーは使わず、Moft Xと保護ガラスで運用したいということもあり、持ちはこべるキーボードを買った方が良いんじゃないかと思い、独身の日セールのタイミングで、AliexpressでAvattoというメーカーの三つ折りキーボードを買ってみました。
購入時はセールとクーポンを組み合わせて1976円でした。安すぎる。
開封の儀
箱にはメーカー名すら書かれていないという怪しさ満点な雰囲気が漂っております。
色はスペースグレーっぽい色で、かなり落ち着いた色です。
箱から出して初めて気づきましたが、これ、充電端子がMicroUSBなんですね…
安い製品なので仕方ないといえば仕方ないのですが、やはり身の回りの製品の大半がUSB-Cになっているので、時代遅れ感を感じますね。
あと、手持ちのBluetoothキーボードが基本的に電池式のものばかりなので、バッテリー式というのも少しだけ違和感を感じましたね。
そりゃ三つ折りで薄めの製品だかた当然だろ感はありますが。
電源のOn/Offもスイッチ式です。
Fキーは無くて、fnを押しながら数字キーを使うことで、機能キーとして使えるようになるのは折りたたみキーボードとしては一般的な仕様ですね。
そして、特徴的なのが右面はトラックパッドになっているという点です。
このトラックパッドはクリックなどはなく、あくまでも指でなぞる面だけがあります。
クリック感があれば尚良かったのですが…
ただし、iPad OSにてジェスチャーを使うには、MagicKeyboardFolioかAppleのMagicTrackPad2のどちらかでないと対応していないので、どこまでの操作が可能なのかは不明点です。
キーの打ち心地
キーボードのストロークは当然ながら浅く、パチパチと打ち込む感じです。
ただ、浅いと言いつつも、MacBookとかのキーボードよりはまだ深いです。
深いからといって、それらよりも打ち心地がいいという訳ではありませんが。
また、小型なキーボードなので仕方のないことではありますが、キーの面積が小さいです。
指を置くと、どうしてもはみ出てしまうぐらい小さいです。
とはいえ、これが普通のサイズだと小型にならないので、仕方のないことですね。
そしてキーが小さいといえば、折り畳みである仕様上、一部のキーが極端に細くなっています。
特に顕著に細くなっているのが「T」と「V」です。
この二つは折りたたみ部にあるので、細くされていて、結構打ちづらいです。
また、折りたたみという構造上仕方ないことではありますが、キーを打つと結構ガタつきます。
机の上でもこうなので、膝の上で打つことは無理に等しいですね。
膝のうえで打つ人は素直にMagicKeyboardFolioを買いましょう。
トラックパッド
一応トラックパッドはマウスのように使えます。
タップでモノを選択できますし、二本指でスクロールすることもできます。
詳しいジェスチャーについての解説はApple公式サイトで見ていただきたいのですが、気になったのは「対応トラックパッド」でしかできない一部ジェスチャーが使えたり、「非対応トラックパッド」でも出来るはずのジェスチャーが使えなかったりします。。
例えば、二本指でのスクロールは本来対応トラックパッドでしか出来ないはずですが、このキーボードでも2本を認識して動作することが可能です。
ただし、すべての動作ができる訳ではなく、3本指でのスワイプでホームに戻ることはできません。
一方で、非対応機でも出来るはずのSlide Viewがジェスチャーで出来ません。
とはいえ、この小さなトラックパッドでは3本指とかは窮屈ですし、Slide ViewやSplit Viewも普通にタッチでやった方が楽だと思います。
そういったジェスチャーは本物のTrackPadみたいな大きめの製品ではじめて価値が出てくるんじゃないですかね。
あと、2本指でスライド可能と書きましたが、スムーズにスワイプ出来ている訳じゃなく、なんかカクついてのスワイプになっています、少し気になるポイントです。
使っていて感じたこと
大体2ヶ月近く使って感じたことを書いていきます。
三つ折りのコンパクトさは正義
少しずつ折りたたみ式キーボードも増えてきて、値段が落ち着いてきてはいますが、3つ折りだとまだ若干高めだったりします。
その値段を払ってまで3つ折りを選んだ訳ですが、これは3つ折りを選んで正解でした。
2つ折りと比べても、折り畳んだ時のサイズがちいさくなるわけで、持ち運びしやすいです。
といいつつも、実際外で文字入力をすることがあるのかと言われると、カフェに行ってまでブログを書いたり、なんてことはそんなに無いのですが()
iPadを持っていくときに、荷物の量をあまり気にせずに鞄に放り込めるという点で便利です。
・折りたたみ用に磁石が入っている
これは小さいながらよく出来ている部分だと思うのですが、折り畳んだ時に磁石が入っているので、鞄の中で勝手に開かれたりすることが無いです。
このキーボードは別に開くと電源オンになったりするようなモノじゃ無いので、開かないことで電源が勝手に入らないようになるとか、そういう訳では無いのですが、鞄の中で勝手に開かないってことは、勝手に広がって、壊れるとかそういったことになる可能性を下げれるのはいいことですね。
commandが右だけなのは少し違和感
普段自分はmacを使っている訳ですが、スペースキーの左右にそれぞれCommandキーが付いていたのが、このキーボードでは右側にしか無いです。
いつも左のCommandでショートカットを使っていた身としては、右しか無いのは違和感を感じてしまいます。
タッチパッドのoffが欲しい
文字入力をしているときにタッチパッドに手が当たってしまって、文字入力のカーソルがズレてしまうということがたまーに起きたりするのですが、そういう時に「タッチパッドのOffが出来ればなぁ」と思いました。
だったらタッチパッドがいらないのかと言われれば、そういう訳では無いぞということで、難しいところだなと感じます。
MicroUSBの充電は少し時代おくれ
3000円を切っているような製品なので仕方ないとは思いますが、充電がMicroUSBなのは少し時代遅れだと感じます。
しかし、この手の製品は常に使い続けるモノでも無いですし、そんなに充電頻度は高く無いとは思うので、さほど充電端子がMicroUSBであることが問題点では無いと思っていますが…
やはり机の上に出しておくケーブルを一本減らしたかったなぁ…とは思います。
まとめ
2000円ちょいという価格にしてはかなり良い折りたたみキーボードだと思います。
上に上げた悩ましいポイントも、多分ほぼ全ての折りたたみキーボードで直面しそうなものですし、まあ妥協できるものです。
キーボードカバーはかなりのお値段がするので、Moft Xやフリップカバーに折りたたみキーボードを組み合わせていくという使い方は結構良いんじゃ無いかと思っています。
以上、Avattoの3つ折キーボードのレビューでした。
ちなみにこの記事は全てレビューで用いたキーボードで入力しました。
これだけで全部打つのは、ちょっとキツイなって思いました。
(ちなみにAmazonで見る限りではEwinのものも同じものっぽいのでOEM品っぽいです)
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