MiBand4で初のスマートバンド生活

MiBand4で初のスマートバンド生活

買ってからもう半年を平気で超えているので、今更感満載ですが。

みんな大好き(?)世界第4位のスマホメーカー、Xiaomiが売っているスマートバンド、MiBand4を買っちゃいました。

どうやらスマートウォッチ、ではなくスマートバンド業界はXiaomiのMi Bandシリーズが独占しているんだとか。

大手メーカーではHUAWEIもSamsungもスマートバンドを出していますが、それらを抑えてしまうほどの人気の理由は「値段と性能」、ほんとこの二つですね。

ファーストインプレッションも軽く書きつつ、毎日使い続けてきた感想を書いていきます。

今回使ったショップはBangood、クーポンを使って3200円ぐらいで買いました。

配送方法は無料のやつを選んだら、香港→シンガポール→スイス→日本というよくわからないルートを辿って日本に来ました、海外の香りがします。

箱は潰れてますけど、これは海外通販では当たり前なので、製品に損傷が出てないぐらいなら気にしない、気にしない。

大きく「4」が印字された箱です。

グローバル版はしっかりと英語メインの表記ですが、中国語版はどうか知らないです。日本語版は多分日本語です。

Xiaomi製品ですが、一応製品としてはXiaomiの系列会社であるHuami(華米)がメーカーとなります。

箱の中身はバンドに装着された本体と充電器、あとは説明書だけです。

設定は「Mi Fit」アプリをGooglePlayやAppStoreから落として、Miアカウントを作成してからできます。

アプリはしっかりと日本語化されてますけど、たまーにおかしな日本語が混ざったりしてます。そこは愛嬌です、意味は取れるんで。

ちなみにアプリはバックグラウンドでずっと動かす必要があるので、許可を求められてら承認しましょう、しなかったらどうなるかは知らないです。

バンドの触り心地はAppleWatchほどの高級感はありません、あれにもうちょい摩擦感を加えた感じです。完全に人の好みですけど。

スペック上での解像度は120×240と低く見えますけど、画面は小さいので普通に綺麗に見えますし、通知も文字が潰れることは無いです。それに有機ELのカラーディスプレイというのも驚き。

メインの時計盤が常に歩数が表示されるんですけど、そのカラーリングがめっちゃ綺麗に見えます。

ホームボタンはタッチボタンで、それを押したら画面が表示されます。

紹介はこれぐらいにして、ここからは3ヶ月使った感想を。

3か月レビュー

驚異の電池持ち

Mi Bandシリーズの特徴に電池の持ちはよく挙げられますが、本当にめっちゃ持ちます。

自分の設定は

・就寝時は常に心拍数センサーオン

・手首をあげたら画面ON

・夜間以外は画面は最高輝度

などなど、省電力設定じゃないんですけど、これでも18日目に残量5%だったので、だいたい2週間に一回充電すればいい感じです。

通知も結構くるので、それでこれって随分いいんじゃないですかね。

しかもこの小型サイズなのでバッテリーも当然小さい上に、モノクロ画面の前モデルよりも電池持ちがよくなってるらしいので、素直に驚きです。

ちなみに充電も早いです。2時間あったらしっかり満充電です。

通知が手元で確認できる素晴らしさ

これは純粋に初のウェアラブルデバイスの利用で感動してる感じですけど、通知音もバイブも切ってる人間としては、スマホを見ることなく通知を確認できるのは便利だと思いました。

電話に全然気づかない人間だったのが、電話にすぐに出れるようになったんですからね。手元通知万歳。

当然電話の相手も確認できますし、電話を拒否、通知バイブを切るとかもできるので、居留守もできます。

LINEで自分宛に急ぎの連絡が来たりした時もすぐに返事できますし、通知を受け取るアプリも当然指定できます。こういうところはさすが大手メーカーです。

時計盤は結構準備されてる

Mi Fitアプリの方でもちょくちょくデザインは増えてますが、外部アプリではAmazFit用とあわせて有志の方が色々作ってくれてます。

ちなみにちょっとゴニョれば自分の好きなのも作れます。

バンドからスマホを探せる

当たり前な機能と思われるかもしれませんけど、通知オンもメディア音量もゼロにしてても大音量で音がなります。ちなみに音の停止はバンド側じゃないとできません。

至近距離でスマホが行方不明になった時とかに便利です。

もう一台のスマホから「Androidデバイスマネージャー」で音を鳴らすって技もありますけど、バンドからできる方が楽にできるので便利です。

めちゃくちゃ軽い

前までG-SHOCKを着けてたので腕がちょっと重くなってたのですが、Mi Bandはサイズから分かる通り軽いです。

冗談抜きに着けてることを忘れるレベルには軽いです

ただ、時計として使うには…これは後で話します。

右左腕どちらでも使える

自分は常に左腕につけてるので使ったことはないですけど、Mi Fitアプリ側からもどちらの腕でもセンサーが誤作動しないように設定できます。

他メーカーはどうなってるのか知りませんが、そんな点も考慮されてるのは驚きでした。

技適がある

グローバル版ですけど技適がしっかり取られています。

日本版が出る前で既に技適がとられていたのは驚きでした。

日本版も当然技適アリです。

充電器もバンドも硬い

バンドから外す時もつける時も結構硬いです。

ただ、これは普段つけてて「ぽーん」っと吹き飛んでしまうことを考えたら仕方ないです。

それにネジとか使わずにラバーだけで止めてますからね。

充電器も結構つけにくいです。

差し込みにくいんですよね、結構。

ちなみに充電器はそれよりもすごい不満点があって、線が細すぎてすぐ断線しそう、ってことです。

一つ予備を買っておく方がいいと思いますけど、アリエクで買ったら基本30-50daysコースです、いつになったら届くのやら()

たまに通知がバグる

これはスマホとの相性問題とかもあるとは思いますけど、いきなり1時間前の電話の通知が飛んできて3秒で消えるようなことがたまにあります。

多分一ヶ月に一回ぐらい起こってます。原因は本体からの通知関係の何かだとは思うんですけど、アプリ側の問題かもしれませんね。

リアルタイムではない

電波時計と比較してずれてます。

歩数と時間は画面オン時に更新はされません。

画面オンの間に歩いても歩数表示は変わりませんが、一度画面をオフにして再度オンにするとしっかりと反映されます。

時刻表示も同じくで、秒まで表示してくれる時計盤もあるんですけど、画面オンになった瞬間の秒数からは動いてくれません。

画面オンの時間は設定できない

これが何気に1番の不満かもしれません。画面オンの時間を設定できないんで、タイマーをセットするにもラーメンにお湯を入れてる間に画面オフになって、ホーム画面に戻ってしまって、せっかくセットしたタイマーの時間が消えます。

カップラーメンを作るときは開けて、かやく入れて、お湯入れて、上に液体スープを載せてからタイマーセットをするわけです。

そこでいちいち画面オン→下にスワイプ→Moreからタイマー選択と踏む手順も多いですし、それならスマホに向かって「Ok,Google、タイマー3分セット」って言った方が早い…というか当然じゃないですか()

大体使った感想としてはこれくらいですかね。

3200円でかなり便利な生活を送れるデバイスを買えたと思います。

最後に書いておきたいことが「時計」としてのMi Band4です。

「時計」としてのMi Band4

ぶっちゃけ時計として使えるかと言われると「難しい」です。

そもそも秒表示できない時点で、腕時計としてはアウトです。

たまに秒針ついてない時計ありますけど、腕時計としてはアウトだと思います。

それにスマホと繋げて時刻を取得するわけで、そもそもタイムラグが起こっている気もします。

HuaweiWatchやAmazFitなどは自身がGPSを取れますけど、Mi Band4では流石にそんなことできませんしね。

そもそも時計として使うにはAOD(Always-On-Display)に対応してないと無理です。

その点AppleWatch5はただのウェアラブル端末としてではなく、しっかりと時計としても使える、一見当たり前にも聞こえる機能を載せている点で最高のスマートウォッチだと思います。

Mi Band4では135mAhという小さいバッテリーなので不可能なのかもしれないですけど、AODに対応&時刻が常に更新されるのなら時計としても使えるものになると思います。

一部発光と言えども電池の減りは早くなりますし、スマートバンドに求めるものとしては良くないかもしれませんね。

とはいえ、この半年以上、腕時計をMi Band4のみにしても普通に過ごせてます。

安かろう悪かろうをことごとくぶち壊していく、流石Xiaomiといったところですね。

そろそろ新モデルであるMi Band5の噂が出始めてもいいころですが、その時はどんな進化点があるのか楽しみですね。

Mi Watchのグローバルモデルが出るのを今か今かと待っているのですが、高くても高機能なモデルも良いですが、Mi Bandのような高機能では無いけど、安くて使い勝手が良いスマートバンドも選択肢としてはとてもいいものです。それに一応時計としても使えないことは無いですしね。

以上、Mi Band4の超長期レビューでした。

もしもMi Watchが日本で出るようなら両腕にXiaomiのウェアラブル端末生活を行うことにします。