Xiaomi PocoX3Pro レビュー【Snapdragon860×120Hzディスプレイの最強コスパゲーミングスマホ】

Xiaomi PocoX3Pro レビュー【Snapdragon860×120Hzディスプレイの最強コスパゲーミングスマホ】

そろそろXiaomiデビューから二年、たきれんです。

先月はXiaomiのSoftbank専売の5Gスマホ、Redmi Note9Tをレビューしましたが、また新たなXiaomiのスマホをポチってしまいました。

Xiaomi PocoX3Proです。

Snapdragon860搭載でありながら、セール時には2万円台前半という驚異のコストパフォーマンスで、F3とともに話題を呼んでいた端末です。

かなりの人気機種だからか、購入してから到着までかなり時間が経ってしまいましたが、3日ほど使い倒したのでレビューしていきます。

開封の儀

今回もBanggoodにて購入、実はRedmi Note9Tよりも先にぽちったのですが、PocoX3Proは到着まで丸一か月かかりました。

というのも人気機種であるためか発送まで非常に時間が掛かってしまい、発送からは2週間かからなかったのですが、Banggoodで何度か買い物したことのある中では飛びぬけて時間が掛かりました…

箱はPoco F2Proと同じく、黒色の箱に黄色の文字で「Poco X3Pro」と書かれております。

箱の大きさはF2Proとほぼ変わりません、つまりデカい。

箱を開けると真っ先に出てくるのがPocoFamilyへようこそ的なことが書かれた紙です。

その次にSIMピンやケースの入ったものが出てきます。

今回はシールも付いてきました、これは嬉しい。

それをどけると遂に本体とご対面。

その下には充電器です。

いつも通り(?)USB-Aからの高速充電器です。デカいです。

ちなみにBanggoodやGearBestとかで端末を買うと、コンセントの変換アダプタも付けてくれるのですが、今回は変換できる形状が1種類じゃありませんでした。

どこの国のコンセントを変換できるかは全く分かりません。

端末に戻ります。

Snapdragon860搭載とか、色々特徴が書かれているフィルムに包まれています。

いつも通り、背面には製造番号とかのシールが付いてます。

触って初めて気づいたのですが、背面とかは普通にプラスチックなんですね。

Redmi Note10等は素材がガラスなので、写真を見たときにX3Proも勝手にガラスだと勘違いしてました()

そしてこれもいつも通りですが、画面にはフィルムが最初から貼られていました。

外観

サイズは「165.3 x 76.8 x 9.4mm」ということで、Poco F2ProとかRedmi Note9T、iPhone12Proと同じぐらいの大きめのサイズです。

SummerPocketsのOPで比較してみましたが、PocoF2Proとほぼ同じサイズですね。

重量も214gと普通にズッシリときます。

Redmi Note9Tも同じくプラスチック素材を採用しており200gを切っていましたが、あっちは水冷機構などを搭載していなかったので軽かったのでしょう。

フロントカメラはパンチホールを採用、そこまで大きくなく、存在感は控えめになっています。

Redmi Note9Tが直径5mmほどあったので結構存在感を放っていたのと比べると、X3Proは4mmなので、真ん中にあってもさほど気になりません。

背面のデザインは真ん中に光沢が入っていて、そこにPOCOとでっかく書かれております。

ぱっと見ではプラスチックとは気付かないんじゃないかというぐらいには見た目は良いです。

カメラは4眼+フラッシュで、結構出っ張っております。

丸型に枠を取っているものの、飛び出ているのはカメラとかが付いてる部分だけです。

なんか埃とか溜まりやすそうですね。

本体下面にはUSB-C、スピーカー、イヤホンジャックがあります。

右側面には音量ボタン、指紋センサー兼電源ボタンが、左側面にはSIMスロットのみです。

上面にはマイクと赤外線のポートがあります。

スピーカーはステレオスピーカーとなっており、受話器スピーカーの部分が結構大きく取られていて、それと下部のスピーカーでステレオとなっています。

付属のケースは端子にカバーが付いてるタイプです。

個人的にはカバーいらんやろと思っているのですが、どうなんでしょうね。

Poco X3Proのスペック

軽くスペックを紹介します。

SoC:Snapdragon860

SoCにはSnapdragon855を超える性能を持つ860を搭載しています。

855は今でもバリバリ現役で使えるスペックですし、なんなら865にもかなり迫る性能なのでいかに高性能かが伝わるでしょう。

RAM:6/8GB

メモリは6GBまたは8GBを搭載。

今では6GBでも若干少ないようにも感じる時代に突入してきたものの、6GBでも困ったことは無いですね。

ストレージ:128/256GB

ストレージは128GBまたは256GBを搭載。

構成としては6/128か8/256ということです。

128GBも少し少ない気もしますが、X3ProはmicroSDカードが使えるので、カメラのデータはそっちに置けば128GBでも全然いける…はず。

最近は原神みたいに8GBとか余裕で持っていく超重量系ゲームもありますけど、そんなに大量に入れることも無いでしょう、多分。

また、UFS3.1なのでストレージの速度も高速です。

ディスプレイ:120Hz FHD+

ディスプレイはフルHD+の解像度の液晶です。

また、120Hzの高駆動に対応しています、ヌルッヌルです。

Redmi Note10Proが有機ELで120Hzに対応しているのを考えると少し寂しい気もしますが、値段はこっちのほうが安いし、性能もこっちの方が高いのを考えると液晶でも全然かまいません。

液晶の色も変とかいうことは全くありませんが、有機ELになれていると黒が本当の黒じゃないなと思うことがちょくちょくあります。

カメラ:48MP+8MP+2MP+2MP

カメラの構成は、広角48MPに超広角8MP、マクロ2MPに深度センサー用2MPの4眼、実質3眼構成です。

Redmi Note9Tに超広角を足した感じで、一番使い勝手が良いと感じます。

メインの広角はセンサーにSonyのIMX 582を採用しているため、動作撮影性能は4K30fpsが上限になってます。

マクロはやっぱり一応付けた感が否めませんね。

フロントカメラ:20MP

インカメラはPocoF2Proと同じく20MPです。

パンチホールで実装されてます。

Xiaomiのカメラアプリは割と自然に顔を補正してくれるので、自然な感じに綺麗な自撮りが撮れます。

ちなみに寝不足続きのくまは流石のXiaomiでも消せませんでした、ソースは筆者()

バッテリー:5160mAh

バッテリーは5160mAhとかなり大きなものを搭載しています。

120Hz駆動ディスプレイ等、結構バッテリーを食う仕様だからこそ大きめのバッテリーを搭載しているのでしょう。バッテリーの大きさは大事です。

その他

液体冷却機構を搭載しているそうで、その辺りにもゲーミング用途をかなり見据えていることがうかがえます。

本体上部には赤外線ポートが付いているので、リモコン代わりに使うことが出来ます。

イヤホンジャックを搭載しているので、有線イヤホン使用可能です。

箱によるとハイレゾ再生対応らしいです。

スピーカーはステレオスピーカーですが、画面上端と本体下側面なので向いてる方向は違います。

SIMスロットはnanoSIM*2で、片方(スロット1)はmicroSDと排他利用です。

なんでスロット2が兼用スロットじゃないんでしょうかね?

Snapdragon860とかなり高性能なチップを載せてはいますが、5Gには非対応です。

お値段:2万円台

これだけの高性能っぷりでありながら、6/128GBのモデルで購入時22890円(送料込)でした。

Pocoはコスパ重視というスタンスではありますが、いくら何でもコスパ良すぎです。

PocoブランドからはF3という端末も出ていますが、そっちはSnapdragon870搭載で400ドルを余裕で切ってますし、怪物コスパは健在ですね。

ベンチマーク

使用感レビューの前に先にベンチマークを紹介します。

使用するソフトは3DMark,PCMark,GeekBenchと、いつもの3つです。

3DMark

120Hzにて計測した結果はSlingShotEXではMaxedOut、WildLifeExtremeにて982、WildLifeでは3465という結果となりました。

SlingShotExtremeではまさかのMaxedOutなんて表示になりました。

この時点でいかに性能が高いかがお分かりいただけたんじゃないでしょうか、この表示は最近の端末しか出ないんじゃないですかね。

次にディスプレイのリフレッシュレートを下げて再計測です。

60HzでWildLifeExtremeでは974、WildLifeで3454という結果になりました。

リフレッシュレートを下げたからと言って別にスコアが上がるわけでは無いんですね。

ちなみにPocoF2Pro(SD865)よりはスコアはちょっとだけ下でした、ちょっとだけ。

PCMark

使用するテストはWork3.0です。

120Hzでは10937、60Hzで9754という結果になりました。

Work3.0にてベンチマークを計測しました。

こちらもリフレッシュレートを下げるとスコアが上がるようなことは無く、むしろ下がりますね。

PocoF2Proよりも多少スコアが低い程度でした。中々好成績ですねぇ。

ちなみにレビュー書いてる最中にWork3.0が来てしまったのですが、幸いにもWork2.0で取ったベンチマークのスコアも残っていたので載せておきます。

120hzでWork2.0Performanceが10445、Visionでは5267となりました。

GeekBench5

120HzでSingle:607,Multi:2634

60hZで718、2377

最後はGeekbenchで計測です。

こちらはリフレッシュレートを下げるとシングルではスコアが上昇し、マルチコアでは低下しました。

写真作例

先にカメラの作例だけ載せておきます。

比較は同じくXiaomiのPocoブランドであるPocoF2Proと行いました。

屋外での写真はほぼ全て晴れてる日の午後4時頃に散歩したときに撮影したものです。

あまりにも赤い花なので結構色が飛んだりしちゃいますね。

個人的にはPocoX3Proの方が好きかな。

この写真は超広角で撮影しました。解像度も同じだったりとそんなに差が出ないんじゃないかと思ってましたが、結構色味の違いが出るもんですね。

街中スナップ的な一枚。X3Proの方が彩度が高めな感じですね。

公園で撮った一枚、やっぱりX3Proの方が彩度高めな感じがして綺麗ですね。

こちらはポートレートモードで撮影した一枚。

境界がヘタクソなことも無く、普通に綺麗に撮れてますね。

家の中での撮影例として、我が家のイッヌに被写体になってもらいました(寝ようとしてたところ)

傾向としてはこれまでと同じ感じですね。

どっちもかわいい。

毎度恒例、リトバスの棗鈴ちゃんのアクリルスタンドでの撮影テストです。

あんまり差が出なかったですね。

マクロ撮影

マクロ撮影も試してみましたが、PocoX3ProのマクロカメラはRedmi Note9Tと同じなので、過度な期待は禁物ですね。

一家に一台はあるThinkPadのトラックポイントで撮影比較です。

PocoX3Proは解像度は低いわ、あんまり寄れんわという感じですね。

花をマクロで撮った様子です。

ここら辺は価格差が如実に出てきますね。

夜景モード

ここからは夜景モードでちょこっと撮ってみた写真です。

ライトを撮ってみたものの、全く差が出ませんでした()

植物を撮ってみたら結構な差が出ました。内部処理の方法が違うんですかね。

部屋の電気を消した中で、ディスプレイの明かりだけでどうなるかとテストしてみたら明らかにPocoF2Proの方が上でしたね。

夜景モードについては最適化不足とかがあるのかもしれないですね。

ただ、夜景とマクロ以外、普通のカメラに関しては不満なしですね。

完全にお値段以上、広角に超広角も備えていますし、このカメラで不満に感じる人はほとんどいないんじゃない、と言っても過言じゃ無いでしょう。

また、望遠カメラが無いものの、2倍ズームはワンタップで選べるのも良いですね。

Redmi Note9Tではそれが出来なかったので結構不満でした。

ちなみにセルフィーも流石Xiaomiでした。

モザイクかけてるのでまあわからんと思いますが、Xiaomiは数年前に買収したMeituの技術のおかげで自撮りが実は凄いんですよ。

セルフィーポートレート自体は他社もありますが、本当に補正が自然な感じで、なおかつだいぶ盛れてしまうのが怖いところです。

背景ボケは一番強くしていますが、マスクの縁とボッサボサの髪の毛の一部以外は割と綺麗に境界を取れているんじゃないでしょうか。

PocoX3Proでセルフィーすれば、一瞬で好青年の顔に変わります(ただし画面の中のみ)

Poco X3Proの良かったポイント

ここからはいよいよ使用感レビューです。

まずは良いところから紹介していきましょう。

ゲームの動作が非常に良い

スペックを見てもらってもわかる通り、ゲームをする上で本当にサクサク動いてくれます。

PUBG

Poco X3Proで選べる最高設定はFHDのフレーム設定ウルトラなのですが、これで一切カクつくことがありませんでした。

ここまでの設定を選べるというのは嬉しいですが、残念な点を挙げるとすればPUBGでは残念ながら高リフレッシュレートを選べなかったことですね。

どうやら一部機種では90Hzが出せるらしいのですが、Poco X3Proでは通常の60Hz駆動になってしまいます。

CoD:Mobile

次にCoD Mobile。

こちらは一番高い設定を選ぶことが出来ます。

また、フレームレートも120Hzに対応しているので、ほんとにヌルッサクのゲーム体験が出来ます。

また、最高設定でも一切カクつくことなく動作するので驚きです。

これが120Hzの力…!!

Minecraft

マイクラ統合版はバニラオンリーなので重くなりようがない(意図的に色々しないと)ので、当然さくさくです。

無理やり重くしようと思い、地下にブレイズを大量に沸かせてみたりもしましたが、冷静に考えたらこれはどうやっても重いので参考にならなかったです()

原神

超重量系として名を馳せている原神ですが、最上級の設定だと流石にきつかったです。

というのも、普通のゲームプレイには問題ないのですが、ムービーシーンがリアルタイムレンダリングなのか知らないのですが、カックカクになりました。

少し設定を絞ってやると、ムービーもちゃんと再生できます。

原神も60fpsまでしか対応していませんが、逆にこれが120fpsとか対応になってもM1ぐらいの性能が無いと遊べなさそうですね。

ちなみに、プレイしてると端末が熱々になります。恐るべし原神。

という風に、重量系ゲームがサクサク動いてしまいます。

Snapdragon888搭載のゲーミングスマホ等と比べるとどうしてもスペックは劣るでしょうけど、それでも2万円台でこんだけ遊べるなんて…値段間違ってませんかねぇ…

また、設定したゲームで画面の彩度を上げるような設定も可能です。

やはりゲーム性能が結構重視されてますね。

120Hzディスプレイの感動

XPERIA 1IIIで高駆動童貞を捨てる予定だったのに、Poco X3Proで一足先に経験してしまった120Hzディスプレイ、このヌルヌルさに慣れてしまうと、確かに普通のディスプレイに満足できないかもしれませんね…

今まで店頭で触っても、ヌルヌルなのは楽しいけれども…ぐらいにしか思っていませんでしたが、120Hzは指に画面が吸い付いてくる感じなんですよ。

これから先はフラグシップ端末は基本的に高駆動になっていくでしょうし、今はゲーミング要素としての側面が強いものの、徐々に一般的になっていきそうな気もします。

iPhoneがProMotion搭載になったらもっと爆発的に広まりそうですね。

ただし、非対応のアプリも結構ある(Chromeも60Hz駆動のみ)ですし、もっと対応アプリが増えていけば楽しくなりそうですね。(内臓のMiブラウザは当然120Hz対応)

ディスプレイ関連でもう一つ、ディスプレイが大きいうえにパンチホールも小さいので、その点でもゲームをするときに非常に役に立ちます。

大容量バッテリーの恩恵

120HzやSnapdragon860とバッテリーを食っていく要素が詰め込まれているPoco X3Proですが、5160mAhというデカいバッテリーを搭載しているおかげでバッテリーの持ちはかなり良いです。

実際、動作のレビューを行うために、ディスプレイを120Hzに設定して、ゲームを最高設定で遊びまくったのですが、結構バッテリーがもってくれます。

一日中遊んでいたわけではないのですが、1日ぐらいは充電しなくてもいけました。

ゲームをしなかったらもっとバッテリー持つんじゃないですかね?

また、充電もPDでの33Wに対応しているので、大きなバッテリーでも充電速度はそこそこ速いです。

バッテリーを超長持ちさせる機能なんかもありました。

指紋認証の速度がとても速い

指紋センサーは側面の電源ボタンと兼用ですが、精度も速度も爆速です

Redmi Note9Tの時も書いた気がしますが、指を置いたら速攻で解除されるので、ロック画面を見ることが少ないです。

画面内指紋認証はデザイン的にも美しいものの、やはりセンサーが直に出ている方が精度が高いですし、XPERIAが画面内指紋センサーにしない理由もそういうところにあるんでしょう。

以上、使っていて良かった点を挙げていきました。

他にもセカンドスペース機能も対応してます。

本当にこれ2万円前半??ってなるぐらい色々良きです。

PocoF2Proの半額以下でこれですからね…凄いですよね…

Poco X3Proの残念なポイント

カメラの出っ張りが少々厚め

開封時に思ったのですが、Poco X3Proのカメラは少々厚めですね。

Poco F2Proの時も出っ張りすぎでは?と思ったものの、各社順調に出っ張りを大きくしてきています。

ちなみにスマホ好きの間ではカメラの出っ張りの厚さをSIMカード何枚分の厚みかで表す文化がありますが、Poco X3ProはSIMカード3枚よりちょい薄い、でした。

付属のケースは、カメラの枠はカメラより高めです。

PocoF2Proはまさかのカメラはちゃんと保護できないケースだったので、この点は良いですね。

ahamoが使えない

これについてはX3Proよりもdocomo側の問題なのですが、ahamoだとそもそも電波を一切掴みません。

ahamoはIMEI制限を行っているという説がかなり有力でして、実際かなり古い端末にahamo契約のSIMを挿した時やPocoF2Proのような海外の端末では電波が全くつかめない圏外の状態になっちゃうことがあるんですよね…

また、VoLTEの設定をしたところで、そもそも電波を掴めないので関係がありません。

それでも、mineoは普通につかめるので、docomo系MVNOの使用は問題なさそうです。

また、docomoのSIMを挿すとdocomo系MVNOやSPモードのAPNが自動的に出てきます。

これはXiaomi製は全部そうなってるんでしょうね。

バンド的にはソフバンが一番良いのですが、LINEMOなんて契約してないのでテストできてないです(無念)

ディスプレイは有機ELではなく液晶

値段を考えると仕方ないことではありますが、ディスプレイは液晶です。

Redmi Note10シリーズや上位モデルのPocoF3のディスプレイは120Hzリフレッシュレートの有機ELが搭載されているものの、Poco X3Proはコストカットのためか同じく120Hz駆動に対応しているものの液晶となっています。

とはいえ、色味もおかしいことは無く、普通に綺麗に表示できるのですが、有機ELになれてしまった今では少しだけ色の締まりが足りないな…と思ってしまいます。

と、使ってて感じた不満点はこれだけです。

値段のことを一旦脇に置いても、本当に不満が少なかったです。

ゲームするならWiFiメインですし、5G非対応でも問題ないように思えます。

普通もっと細かいところで不満が出てくるだろうと思っていたのですが、こんなんPoco X3Proに惚れてまうやろ…

総評:超コスパゲーミングスマホ

到着してから色々使い倒してみましたが、本当に不満が少ない端末と感じました。

素材もプラスチックを用いていると聞くと高級感が無さそうなものの、実際は質感もさほど悪くなく、見た目に関しては安っぽさを全然感じさせない造りになっています。

また、2万円台前半で買えてしまうという価格を実現するために、先述の素材を筆頭にコストカットが行われているわけですが、Redmi Note9Tと違って安っぽさ等感じるようなコストカットの仕方ではなく、使用感に影響が出ないようにうまい具合にコストカットされてるんですよ。

そして性能もSnapdragon860と、二年前のゲーミングスマホをゆうに超え、Snapdragon865にも迫るような性能を持ち、大半のゲームが快適に遊べてしまう…

そして120Hzの高駆動ディスプレイ、イヤホンジャック搭載とその点もゲーミングと名乗れるだけの装備を備えています。

その結果、ゲームはサクサク、見た目も悪くない、ディスプレイは高駆動、そしてコスパはとても良いという文字通り「最強コスパなゲーミングスマホ」と言えましょう。

5Gには非対応だったり、動画撮影性能も採用センサーがIMX 582なので4K30fpsが上限だったりと少々惜しい点もありますが、ほんとXiaomiはとんでもないコスパを実現してきますね…

まとめ

以上、Xiaomi PocoX3Proのレビューでした。

セールでかなりお得な値段になっていたので衝動買いしてしまったのですが、別の端末と置き換えて手元に置いておきたいと思ってしまうほど気に入ってしまいました。

そしてX3Proでこれだけ良いのなら、Poco F3ならどうなるんだろうとか思ってしまいます。

4万円切ってますし、気軽に変えてしまう値段ですからね。

ちなみにPocoF3はイヤホンジャックが付いていないらしいです、X3Pro優秀だなぁ…

ゲーム用に安くて超高性能なスマートフォンが欲しいという方は、Poco X3Proはかなり良い選択肢だと思います。